バンド名の由来は、全員、車好きだから

今になって知りましたが、ミノルタの由来の1つは「稔る田」なんですね。名づけたのは創業者である田嶋一雄さん。なるほど田嶋さんの「田」をとって、豊作で儲かりますようにということだなと合点したのですが、そうでもなくて、「稔るほど頭を垂れる稲穂の…

素直に言ってこそ伝わる

「Round and Round」を投稿しました。この曲と「Field of Flowers」の2曲は、元の題名はそれぞれ「押し問答」「孤独な場所」というのですが、作詞のmikuさんとの共作で、Rana3周年記念コンピ『Ranairo millefeuille』に参加したものです。どちらも今回、そ…

くりかえし聞くのは、その点を確かめたいから

いつか「3枚の好きなアルバム」といった題に沿って書いてみたいと考えていますが、なかなかに難しいですね。 いろいろな音楽を聞いてくるなかで、次第に嗜好が形成されたとすれば、最近聞いているもののなかから選べばよいのでしょうが、かといって音楽を聞…

どうしてこんなに似てしまうんだ

以前Twitterでも書いたのですが、Korantemaaという人のYouTubeチャンネルが好きです。 オリジナルを聞いてみたくなるカバーで、聞いてみると、うわ、こんなアーティストがいたんだ、選曲のセンスいいなってなる。発見の喜びがある。で、聞いていると、うん、…

新バージョンは少しスローに

「Kettle」を投稿しました。これはもとは「カフェレーサー」という曲だったのですが、変更しました。朝、白い光のなかで湯気を立てるやかん(ケトル)というのは、私にとって、何というか幸せな日々の象徴みたいなものです。だけど火を想起するからでしょう…

過度のリアリティから解放されて

『都市伝説の女』をぽつぽつと鑑賞していたが、気楽に見られてよかった。私自身の限られた鑑賞体験では、刑事ドラマでは人情が前面に押し出されていることが多い。犯行に手を染めざるを得なかった消息にはもちろん興味があるが、その人情的な面ばかりをくど…

風が洗うカフェレーサーみたい

最近知った言葉は何かあるかと問われて、まず浮かんだのは「カフェレーサー」です。知らない言葉が出てきて、ウィキペディアなどで調べたのですが、カフェレーサーとは、快適性や利便性を切り捨てて速度や旋回性能を追求する、オートバイの改造思想を指すよ…

ヒュー・グラントという愉しみ

デヴィッド・カーターは『はじめての戯曲 戯曲の書き方レッスン』(2003・ブロンズ新社)において、プロタゴニスト(主人公)に「障害があっけなく乗り越えられてしまう」こと、「観客の緊張感を高めて興味を引きつけておけるだけの困難さが伴っていない」こ…

たぶんヒュー・グラントが好きだ

『ラブソングができるまで』(2007・アメリカ)を見た。ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ヘイリー・ベネット出演、マーク・ローレンス監督。原題は『Music and Lyrics』で、「ラブソング」も「できるまで」もどこにも出てこないわけだが、そのへんは…

緩いというよりゆるゆるなのですが

お題「ブログをはじめたきっかけ」 今年の抱負めいたものを少し。これはこのブログを始めたきっかけとも大いに係るのですが、もう長い間、映画を見ても見っぱなし、本を読んでも読みっぱなしで、いささかたりとも身になっていないことに対する焦燥があります…

音楽に知識の乏しい者として

音楽に知識の乏しい者としていつももどかしいのは、曲の印象を説明できないことである。この和音がお洒落だよね、とか、コード進行が説得力あるでしょ、とか言ってみたいのだけど、言えない。好きな曲がなぜ好きなのか見当もつかないのだ。 はなはだうろ覚え…

気恥ずかしさを感じてしまうところもある

昨年末、「He」を投稿した。 この曲は、以前に「きみと腕時計」と題していたが、今回タイトルとともに、大きく歌詞を変更した。変更点として、以前は1番と2番のBメロ、サビが完全に重複していたが、そのくりかえしを避けた。 次に、Aメロ、Bメロにおい…

暗いテーマに暗い曲調が合うとは限らない

『シー・オブ・ラブ』(1989・アメリカ)を見た。アル・パチーノ、エレン・バーキン、ジョン・グッドマン出演。監督はハロルド・ベッカー。 3分半に及ぶラストシーンをくりかえし見たくなる。このラストシーンに関しては、日中、歩道での撮影中、一般の通行…

ヴィブラフォンを使ってみた

「My Harp」を投稿した。改めて振り返ると、この曲を最初に投稿してから2年以上が過ぎていた。当初のタイトルは「矛盾」。論理学的な用語が日常との違和といった感触を醸してくれるのではないかと期待しての採用だったが、時を経ていくらか鼻についてきてい…